２００２年ゲーム大賞を受賞したゲーム。こういう積み木だけのようなゲームはあまり好みではないのですが、たまには頭を使わなさそうなゲームも良いかなと、つい買ってしまったゲームです。ジャケットの写真は掲載していませんが、独特のタッチで描かれた建築風景が非常に魅力的で、良い感じのパッケージとなっています。

　それぞれ自分の柱の色を決め、最上階にできるだけ多くの自分の柱を置いた人の勝ちとなります。

　土台に全ての柱を立ててからゲームスタートとなります。柱の上に、最初の青い天井をのせ、一人一本ずつ自分の柱を上に移していきます。これ以上移すのが無理と思った時点で、さらに別の色の天井を積み…、と次第に建物は高く、柱を置くスペースは狭くなっていきます。柱は太さによって点数が決まっていて、大きい柱を上に上にとあげた人が有利になります。ゲームの終わりは簡単、この建物が崩れるか、積み上げられなくなった時点で終了します。もちろん建物を崩した人は勝利者にはなれません。基本的なルールはこんな感じですが、柱を置くルール、天井を置くルールが、実際はもう少し細かく設定されています。

　柱を取り除くには、直接手を使ってもいいし、付属のフック（右の写真に見えるかぎ付きの棒）を使っても構いません。柱を抜きとる時の、ドキドキ感がたまらないゲームです（下の写真は建物が崩れた直後の写真です）。